前回に引き続き、今回もご紹介事例をお話させていただきます。
携帯ショップの賃貸借契約のお話です。
携帯ショップの立地条件は「人通りが多い」「視認性がいい」「広さは最低○坪以上」等々と条件に様々な制約がかかり、それに見合う物件情報は非常に限定されるものになります。
ある日、大手携帯電話メーカーの代理店様より、○○のエリアで携帯ショップができる店舗を探してほしいというご依頼がございました。このエリアというのは非常に限られており、その時点で、不動産市場に空き物件情報はございませんでした。
そこで、そのエリア内に、マーケティングリサーチをかけました。
そんな中、とある物件の1階店舗が空くという情報をキャッチし、即貸主側に交渉を申し入れました。
ところが、既に飲食店の申込が入っており、現在条件交渉で折り合いをつけている最中であると・・・。交渉の内容次第では、折り合いがつかない可能性もあり、こちらのお客様の店舗内容を説明し、2番手ですが申し込みを入れる運びとなりました。
結果は、飲食店とは条件面での折り合いがつかず、こちらの申し込みを優先していただき、契約を結ぶことになりました。
限られたエリアで空き店舗の情報を探す、好立地でかつ常にテナントが満室の物件においては、管理会社や貸主の情報が表に出ることが少ないため、一般の方では情報を収集することは難しい状況です。ましてや好立地にある物件の「空き予定」情報というものは、不動産市場へ情報が出回ることが場所によっては皆無と言ってよく、水面下で話が決まってしまうケースがほとんどです。
弊社では、お客様のご要望を大切に、店舗物件探しにマーケティングリサーチを行います。お気軽にお問い合わせください。