今回の事例は、整骨院開業のお話です。
該当の店舗物件は2階建ての2階で、1階が大手スーパーマーケットという立地で、建物貸主は1階のスーパーです。その商圏、数百メートルも意識すると、立地も抜群、店舗を開業するには申し分なしの物件です。
しかし、このとき、実はスーパーの開店は半年後。スーパーが開店するまでは集客を見込むのは困難です。さて開店までの半年間をどうするか?
「賃料の交渉」スタートです。
スーパー側はオープンしてからの店舗の優位性を、借主側は半年間のリスクをそれぞれ、主張いたしました。
このときの賃料交渉は
- スーパー開店前に整骨院がオープンすることによる宣伝効果
- 整骨院が契約することにより、他の募集区画の呼び水に
- 業種としての質の良さ
結果、半年間賃料半額が決定し、貸主・借主双方に喜んでもらえる結果となりました。希望のエリアで整骨院開業というお客様の夢を実現できたことは当社にとっても大きな喜びです。後日談ではございますが、この整骨院さんは開業してすぐに、待合室がいっぱいになりました。