さて、今回は店舗規模についてです。
店舗規模はその大小によって、家賃も異なるため、毎月のランニングコストを計算するうえでは、非常に重要な要素となります。
店舗規模が大きくなれば、集客できる座席数も増え、計算上はその分売上も上がります。その反面、家賃はもちろんのこと、人件費等のランニングコストが大きく膨れ上がり、収益を圧迫するケースが考えられます。
大手チェーン店は、独自のノウハウや情報をもとに、経営計画をたて店舗展開を行いますが、個人が新規で開業する場合は、手探りの部分が多くなるため、いきなり大きな店舗からスタートすることはあまりお勧めできません。
また、家賃の売上に対する比率は一般的に5%~8%が目安とされています。経営計画を立てるうえで、家賃比率がこの基準を大きく上回るようでしたら、家賃が収益を大きく圧迫する可能性が考えられます。
店舗を契約する前に、再度計画を練り直しましょう。
初めて開業される場合は、決して無理をなさらないように、経営計画をたて、見合った規模の店舗物件を探してみてください。