新築戸建住宅を購入の場合、実際に建築されているもの(建て売り住宅)と土地契約後に、建物はフリープランで設計して建てるもの(売り立てもしくは、建築条件付土地という)があります。
実際の建築されているものは現状の見学したままなので問題はないですが、これから設計施工していくものを契約する場合は注意が必要です。
まずは、単純な注意点として「いったいどこからどこまでが、売買代金に含まれどの部分がオプション工事になるか」。この説明が非常にあやふやな場合が多いのです。不動産業者は、営業上契約後に建物の詳細説明や打ち合わせをスタートさせるためこの説明が不十分な状態になります。
土地の契約前に詳細を打ち合わせを細部まで100%することは不可能に近いですが、せめて標準仕様を確認し出来ることならその建売業者の施工例(実在の物件)に案内してもらうことをお勧めします。
◆ワンポイントアドバイス
建売業者の善し悪しを見分ける方法として、その業者が以前に販売したお客様(既契約者)の家を見学させてもらうようにリクエストしてみてはどうでしょうか?
実績がある業者であれば、そういう物件があるはずです。また、販売したお客様とそういうお付き合いが出来ているということは、アフターサービスもしっかりとしていることが容易に想像できます。
また新築のみならず、契約時点と最終お引き渡しの状態が変化する契約(例えば、中古物件などでも「リフォーム渡し」など)を行う場合は、充分な打ち合わせが必要だということにもご注意下さい。