マンションや一戸建てなど不動産物件を探す上で『南向き』に非常にこだわって探されている方がよく見受けられます。
優先条件の上位ではないにしても、やはり『南向き』はよいと認識する方が大半ではないでしょうか?それでは、『南向きの物件』は、それほど重要な事なのでしょうか?
マンションで検証してみましょう。
オーソドックスな間取りは、玄関を入ると右手と左手側に洋室がありそのまま進むとリビングへ。そのリビングの手前の右手側にはキッチン、左手側には和室というのがごく普通の3LDKの間取りです。リビングからバルコニーに出れるようになっており、これが『南を向いているか?』どうかがポイントになります。
さて、リビングが南に面しているということは、玄関すぐの洋室二つは北向きでお昼は真っ暗。しかも共用廊下に面しているため、窓は透明ガラスを使用していないので余計に暗い。
みなさんがこだわっている『南向きの物件』は意外と暗い部屋が多いと思いませんか?
確かに『南向き物件』でも、その特性が最大に生かされた各部屋が非常に明るい部屋という物件が存在するのは事実です。
そうれでは、みなさんはどこに視点をおいて物件を探せばいいのでしょうか?
次回は、実例をご紹介しますのでみなさんの、物件探しの参考にして下さい。