引き続きランニングコストについてお話してまいります。
今回は電気代、水道代、電話料金、ガス代などについてです。
各貸室のこれらの利用料金は当然賃借人(入居者)が支払います。
しかし、共用部分は所有者の負担部分です。廊下の電気、エレベーターの電気掃除の際の水道代、ここまでは良く分ります。
では電話代って?
と思われるのではないでしょうか。これは、機械警備の通信料金です。
一般的には2,000円から2,500円ぐらいになるかと思います。
購入の際はあまり表に出てきませんが、経費は経費です。ご考慮ください。
また、ガス代は
これは共用部分にガス施設がある場合です。
たとえばガス乾燥機(コインランドリー)などです。珍しいですが・・・
先ほどお話いたしました水道代ですが、購入の際に皆様がご覧になるレントロールを見てください。水道料込みでレントロールが記載されている場合があります。ほとんどがワンルームマンション等の単身用ですが、この場合、水道料金を試算計上する必要があります。
水道代は契約者負担ですが、レントロールに含まれていれば、1室当り1,575円は経費としてください。(これは、2 m² 以下の使用料の場合の基本使用量です。)
特殊なケースも考えられますが、このあたりを押さえていただけば大丈夫でしょう。
次回も引き続き、ランニングコストです。