今回は、不動産投資の対象をカテゴリー別にし、特性をまとめてみました。
不動産投資の魅力は利回りにあるといわれておりますが、投資対象によってもその魅力は変わってくると思います。
マンション(区分所有)
対象:1ルーム、ファミリー
メリット
- 流動性が高い
- 少額から始められる
- 建物の評価が土地に比べて高い(減価償却に有利)
- 管理修繕の手間がかからない
デメリット
- 他の物件種類に比べ収益性は低い
- ファミリータイプは改装費にコストがかかる
- 退去〜入居までは1室ため、収益は確保できない
マンション(1棟)
対象:SRC、RC、鉄骨、木造
メリット
- 賃料相場が読みやすい
- 区分所有物件に比べ収益性は比較的高い
- 空室の分散が図れる
- ビルに比べ流動性は高い
デメリット
- 維持管理に手間とコストがかかる
- 大規模修繕等が必要である
ビル(事務所・店舗)
対象:オフィスビル、商業ビル、レジャービル
メリット
- 入居者にもよるが、比較的長期で安定した収益が確保できる
- 原状回復は入居者負担が多い
- 規模によっては、知名度が得られる
デメリット
- 1棟マンション以上に維持管理に手間とコストがかかる
- 立地や規模によるが、物件価格は高額になる場合がある
- 大規模修繕が必要である
ホテル
対象:ビジネスホテル・ラブホテル
メリット
- 高収益が期待できる
デメリット
- 立地条件に左右されやすい
- 流行に左右されやすい
- 維持管理コストが高い