安定したインカムゲインを維持するための秘訣
テナントリテンション
前回、空室対策についてお話いたしましたが、今回はテナントリテンションについてお話致します。
テナントリテンションの概要については、弊社の若き新入社員の岩井が別のコラムでもお話しておりましたので、今回のコラムでは、実際に管理する立場でお話致します。
テナントリテンションという言葉は、ここ最近不動産管理会社の中でブームとなっておりますが、いざ入居維持率を高めようと思ったら、その実践はなかなか難しいものがあります。
賃借人に長く入居いただこうと思ったら、住みやすい環境をつくることが大切です。
入居者にとって住みやすい環境とは・・・
管理者が、自分がそこに住んでいるという想定で仕事ができるかどうかにつきると思います。住環境を常に綺麗に保てるか、クレームがあったら、そのクレームに迅速に対応できるか、入居者とのコミュニケーションはしっかりとれているか・・・入居者にとって、住み心地のよい環境をつくってあげることがテナントリテンションの維持につながっていくことは、当然のことです。
退去の理由には、転勤、就職、結婚等々様々な理由がございますが、その退去理由の中に、「管理会社の対応が悪い」という理由が上がるのであれば、その責任は管理者にあると思います。
物件を生かすも殺すも管理次第です。
私どもが物件購入するときは、入居者の入居期間にも必ず注目します。物件の居心地度を測る上では大切な情報の一つとなります。